「芸術なんてよくわからない…」と壁を感じているひとも、日常のあらゆる場面でデザインやアートに触れて、考えて、選んでいるはずです。

そして、その一瞬の思考/行動に対して「今、自分は芸術に向き合っている」という意識を持つことは少ないでしょう。美術館に行かなくても、日常生活はたくさんの芸術作品で構成されていて、わたしたちはあえて意識せずともそれらと一緒に生きています。

『社会貢献活動』をもっと日常的に、フラットに、クールに。

「何かをしなくては！」と気張らなくても、わたしたちの日常の中に組み込める（組み込まれている）行動や意識が結果的に『社会貢献活動』になり得ます。

本イベントが、その可能性のひろさと現状を知る素晴らしい機会になることは間違いないと確信しました。
わたしも自分にできることを活かして協力させていただきます。

monet

■プロフィール

芸術家
monet（モネ）さん
1999年生まれ、高知県出身。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。東京と高知を拠点に、大学在学時からフリーランスの作家として活動している。主に油絵を制作している。

 
つかう色/生み出す色合いをよく褒められる。好きな色を訊かれることも多々ある。その度に、答えが見つからなかった。「色」というものは、便宜上適当な区切りが設けられ、それぞれに適当な名前がつけられている。だが、「色」は名前がつけられたそれらの集合で完全に構成されるのではなく、もっと滑らかで、繊細で、指すべきは面ではなく点である、と思っているわたしは、どうにも相手が求めているであろう答えを素直に提示できない。「色」は、もっと解放されていて、柔軟で、いくらでも顔を変えることができる。色については、こだわりが強いようで実はすこし距離をとって接している。そして、その距離は埋めることができないし、埋めるべきではないと思っている。選ぶのは自分だとしても、それを受け取る人やその他諸々の条件によって、いくらか変わる可能性があるから。

本来、生きやすくするためにつくられたであろう世の中のあらゆる分類が、たまに生きづらさを生み出す。

日常生活でも、何かと不本意にカテゴライズされたり、少ない選択肢の中から自分の属性を選ばないといけない場面に遭うことがある。「便宜上」として一旦貼られたそれらが剥がれるのを待つ間、なんとなくずっとモヤモヤしている。「いや、まあ、どうでもいいけどなんか飲み込めない。」が知らぬ間に積もって、たまに何もかもに嫌気がさす。

全てを取っ払うことが最善と思っているわけではない。けれど、言葉や枠に縛られることが窮屈に感じたときには、人間も「色」のように混ざることや見る角度などでいくらでも変わることができる自由な存在だと思うと、すこしは生きやすく感じられる気がする。

monet

Change Makers Fes 2023（チェンジメーカー・フェス）

■日時：
2023年3月28日（火） 15:00〜19:00　（会場 14:00）　予定

■場所：
TOKYO DOME CITY HALL（東京ドームシティホール）　※オンライン配信あり

■参加者：
SDGs達成に向けたソーシャルアクション（人や地球を考えた行動）を1つでも行った25歳以下の子ども・若者を無料招待
（26歳以上の方、ソーシャルアクションを起こしていない25歳以下の方は、チケットを購入することで、オブザーバー参加いただけます。）

■Change Makers Fes スペシャルアンバサダー：
土屋アンナ、世良マリカ、わたなべちひろ、すみれ

■ムーブメントサポーター：
ミチ・よしあき（よしミチ）

■出演者：
akane、Akira、アルバルク東京、Anna、いわたまあり、WENDY、尾木直樹（尾木ママ）、小倉將信、サヘル・ローズ、鈴木夢・楽・誉、せやろがいおじさん、そわんわん、滝沢秀一、露木しいな、テアトルアカデミー、ててみ、波田野優、HARA、ひかりんちょ、Blue Vintage、星つむぎの村、野球YouTuber向、りゅうが、Lacey

■フォトブースデザイナー：
monet

■内容：
総勢30組のエンターテイナーや著名人たちが織りなす音楽、お笑い、ダンス、イリュージョン、DJ、そして、活動家によるスピーチなど、さまざまなジャンルのパフォーマンスを融合させた約4時間ライブステージ！ソーシャルアクションを起こした子ども・若者の活動を祝い、次の一歩を応援する新しいカタチのイベントです。

■公式Webサイト＆チケット申込はこちら：
https://changemakersfes.ftcj.org/

※現時点での予定です。予告なく変更する可能性がありますので、ご了承ください。