禁止事項

【1】ハラスメントの禁止

ハラスメントとは、他者に対する言動等が本人の意図に関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えることをさします。日本では通常の行為として何気なく行なっていることでも、見方を変えたり、国際的には、いやがらせや虐待と疑われることがあります。

 
子どもに対してだけでなく全ての人に対してのあらゆる種類のハラスメント行為は禁止です。また、ハラスメント行為と受け止められかねない状況に自分自身を置かないよう努めましょう。
特に以下のことに注意してください。

 
●必要以上にボディタッチをすること。
（例： ほめるつもりで頭をなでる、ひざの上に乗せるなど）
●大声で叱ったり、追い詰めたりすること。
●個人的な性的体験談を話したり、性的な冗談やからかうなどの言動をとったりすること。
●たたいたり、言葉を含む暴力によって侮辱したり自尊心や身体を傷つけること。
●特定の人を差別し、集団から排除すること。
●その他、イベントを通じて知り合った人に対しその他、ハラスメントとなるおそれのある行為をすること。
（ 例： 年配者であることを利用して、子どもを言いなりにさせたり、逆らわせないようにさせたりするなど）

【2】機密事項・個人情報等の流出の禁止

下記の個人情報に関する資料、機密事項にあたる団体資料等一切について、原本はもちろん、
そのコピー及び関係資料等をフリー・ザ・チルドレン・ジャパンの許可なく、開示、流出を禁止します。

 
●団体が保管する個人情報
●団体で保管し、使用している資料（映像データ、教材、事業企画など）
●その他、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンが秘密保持対象として指定した情報

おとなの方へ

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは子ども、おとな共に理想の姿は「自分の望む道を、自分で切り開いてゆけるようになる」ことだと考えています。そのため、子どもに接する際のスタッフの基本的な姿勢は、「教える」という上からではなく「子どもから意見を引き出し、見守り、サポートする」という形が大切だと考えています。

 
それは子どもが自分自身でできることを必要以上に介入することは控え、「何かをやってあげる」ではなく「対等な立場として子どもにアイディアを提案し、それをどうするかは子どもが決める」という姿勢です。ただし、法律に触れる場合や生命の危険に関する場合は、おとなによる子どもへの介入は必要だと考えます。